会社員の生命線、傷病手当金制度で生き延びる

制度・手続き

こんにちは。akiです。

現在とうとう本当の無職無収入生活を送ることになってしまいました・・・

が!

流石にいつまでも貯金切り崩し生活をするわけにもいかず、主治医からもそろそろ次を探そうねと言われたのもあって、パートのお仕事を決めてきましたヽ(;▽;)

ちなみに前(生保のさらに前)に勤めていた会社は勤続年数がそれなりに長かったので、休職中でも退職後でも傷病手当金でなんとか食いつなぐことができていたんですよね。

だから無理に仕事を探す必要はなかったんですが、今は受給資格を満たしていないので何も貰えません。

働けない時の生命線である傷病手当金ですが、受け取るには色々条件があるんですよね・・・

今回は当時のことを覚え書きとして残しておきたいと思います。

会社を長期間休むにあたっての2つの選択肢

2ヶ所の心療内科をまわって、なんとか薬と診断書をもらうことができたのが前回
(▶︎初めての心療内科で薬漬けにされる
のお話。

心療内科で“抑うつ”の診断が下ったことにより、会社側から休養についての打診がありました。

上司
上司

診断書がある以上は働かせられない!

ということで、診断書の効力は絶大です。

診断書には

主治医
主治医

「一ヶ月の休養と加療を要する」

とあり、ひとまず一ヶ月間お休みするにあたって会社側から2つの選択肢を提示されました。

①有給を使って休む

前回半月のお休みをもらったのに、まだ28日有給が残っているので余裕で休めます。

有給なので一応お給料ももらえます。

②休職する

私がいた会社では、勤続年数が3年以上あると最長6ヶ月まで休職できます。

休職期間の定めは会社によって異なるので、年単位で休職できる所もあるみたいです。

休職中は会社の健康保険から傷病手当金が支払われるので、収入がゼロになるわけではありません。

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私は旦那と二人暮らしですが、もし私の収入がゼロになったら貯金を切り崩さないと生きていけません。

残念なことに専業主婦になれるほど旦那の収入が多くないのですよ・・・

あと、家のローンに加えて車のローンや維持費が普通車2台分、2人分の生命保険、その他生活スタイルが二馬力前提の支出になってしまっているのが致命的なのです。

aki
aki

家計を縮小すればいいのは分かっているんだ・・・

一番最初の病院で診断書を出された時は

主治医
主治医

「ストレス軽減の配慮を要する」

という中途半端な診断書だったので、とりあえず半月有給を取りました。

その時は

aki
aki

半月もあれば回復するでしょ?私そんな弱くないし!

と本気で思っていたんです。

しかしその後一ヶ月程働いて再びダウンした時は、流石に短期間で復帰できる病状じゃないことを痛感し、有給取得ではなく休職して傷病手当金を頂くことにしました。

正直、有給だと1カ月くらいで復帰するという前提になるので、期間の制限がプレッシャーになって全然心が休まらないと思いますヽ(;▽;)

傷病手当金はどんな時に支給される?

傷病手当金制度は、病気や怪我で働けなくなったときに会社ではなく健康保険から手当金がもらえる制度です。

自営業などで国民健康保険加入の方は対象にならないので、こういう時は会社員で良かったなと思いますね・・・

私の場合は健康保険組合を持たない中小企業勤めだったので、全国健康保険協会(協会けんぽ)から支払われました。

申請すると最長1年6ヶ月、それまでもらっていた給与の3分の2程度が支給されます。

条件はこんな感じ。

①業務外での病気やケガで休養する時

業務中や通勤中は労災の対象となる為、傷病手当金の対象外です。

傷病手当金はうつ病も対象で、自宅療養でも病院に定期的に通院していれば支給されます。

②仕事に就くことができない時

医師の診断を受けて、医師に所定の書類を書いてもらって提出します。

会社の健康保険組合なら組合のホームページ、全国健康保険協会であれば協会けんぽのホームページから様式がダウンロードできます。

③連続して4日以上働けない時

最初の3日間は待機期間として傷病手当金は支給されません。

4日目以降から支給されるので、待機期間が終わる前に出勤してしまうと支給対象にはなりません。

④休養期間中に給与の支払いがない時

当たり前ですが、給与が支払われているともらえません。

ただし、支払われていても給与が傷病手当金より少ない場合は差額が支給されるようです。

有給を使っていると勿論対象外です。

有給消化するか、休職するかで大きく変わってくるので、この辺りは会社側から話があると思います。

傷病手当金はいつまでもらえる?

傷病手当金の支給期間は最長1年6ヶ月です。

しかし途中で復職して同じ病気で休職する場合は復職期間中も期間として計算されるので、1年6ヶ月より少なくなる場合もあります。

支給期間中に退職した場合

私の場合、傷病手当金の受給可能期間よりも休職期間が短く、支給開始から6ヶ月で会社を退職することになってしまいました。

ただ、退職日までの勤務年数(=健康保険の被保険者期間)が1年以上あって、在職中から手当を受け取っていたので、残りの1年も引き続き傷病手当金をもらうことができました。

気をつけないといけないのは、休職中の場合は途中復帰してまた休職しても1年6ヶ月以内なら傷病手当金が再び受給できますが、退職だとそれができないという点です。

被保険者の資格を喪失しているのだからまぁ当然といえば当然なのですが。

支給期間終了後、同じ病気で再び働けなくなった場合

前回は1年6ヶ月ほぼまるっと手当を受給し、9カ月程空けて生保に再就職、3カ月で退職しました。

今回の生保は退職までの被保険者期間が1年に満たないので、”退職後”に傷病手当金を申請・受給することができません。

そもそも、同一の病気での受給が最長1年6ヶ月と決められているので、今回のように病気が完治したと判断し難い場合(通院や服薬が続いていて治療継続中)に再び病気が悪化しても、傷病手当金を新たに受け取ることはほぼ無理なんだそうです。

別の疾病扱いになるかどうかは健康保険組合の判断次第・・・なのです。

傷病手当金はいくらもらえる?扶養に入ることはできる?

支給額としては、1年以上勤務している場合

支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額÷30日×2/3

え〜・・・分かり難いですね。

標準報酬月額は社会保険料の計算に使う基準となる金額で、基本給だけでなく、役職手当や残業代、住宅手当や交通費なども含めて計算されます。

だいたい毎月の給料の税引き前の総支給額くらいでした。

私は思ったより稼いでいたようで、傷病手当金として月に諭吉20人分くらいは頂けました。
(ただしすごい社畜生活)

しかしここから国民年金と国民健康保険、住民税の支払いがあるので、とても余裕のある生活などは送れません!!

多い月は半分近くが社会保険関係の支払いで飛んでいきました。

特に前年の収入で決まる住民税・・・これが仕事を辞めた時に一番厄介なやつです・・・

ジワジワ家計を圧迫してくる。

そうなると

aki
aki

扶養に入って年金と健康保険だけでも負担を軽くしたい

と思いますよね・・・

傷病手当金は社会保険上と税制上で扶養できるかできないかが変わってきます。

●社会保険上の扶養
収入として見なされるので一般的な扶養要件を満たしていないと入れない●税制上の扶養
非課税所得で確定申告の必要がないので、税制上の配偶者控除は利用できる

ということで、旦那の配偶者控除は利用できましたが、扶養に入るには傷病手当金の額が多すぎたので、社会保険料はしっかりお支払いを致しました。

国民の義務を果たすことを考えると本当に最低限の生活保障という感じですね・・・
(ただフル活用させて頂いたので元が取れた感がすごい)

まとめ

傷病手当金制度はこれまでのお給料の約2/3とはいえ、病気療養中で働けない身としては本当に有り難い制度です。

生活ランクを落としたり、税金や社会保険料の重い負担に耐えて貯金を切り崩していく必要もあると思いますが、この手当があることで無理して復職を考えずに治療に専念できた事は本当に良かったです。

収入源が断たれてしまった現在の状況から考えると、一番症状が重かった時期にお金に関するダメージが最小限で済んだのは精神的に大分救われたと思いました。

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